自分自身と向き合うための鍼灸

こんにちは。ブログ初投稿の須藤です。

今回は私たちの鍼灸に対する考えや想いを綴っていきたいと思います。

巷には鍼灸院、整骨院、マッサージ、整体院、リラクゼーションサロンなど…数え切れないほどたくさんあります。

どこの治療院やサロンを選ぶかは人それぞれ。気持ちがいいから、話を聞いてくれるから、イケメンor美人の先生がいるから、雰囲気がいいから、近いから、安いから、知り合いに紹介されたから…など。

では、たくさんある中で、当サロンはどんな方に適しているのか、私たちの理念と共にお伝えしていきます。

サロンで受ける一回の施術というのは、日々の生活の中のほんのわずかな時間です。

ですから私たちは、サロンに来る時間よりも日常の生活が何より大事だと考えています。

では、なんのために当サロンの鍼灸を受けるのか？

私たちは、澤田流太極療法をベースに、お灸を中心とした施術を行っています。肩が痛いから肩だけ、腰が痛いから腰だけ、という局所的な治療ではなく、体の巡り（循環）を良くして、全身のバランスを整えていく施術法です。

つまり、呼吸がしやすくなること、便通が良くなること、血流が良くなること、消化吸収がスムーズに行えること、体温が上がること、よく眠れること、免疫力が上がること、そして、人が本来持っている自分で自分を治す力＝自然（自己）治癒力を発揮できる体になることを目的としています。

そうやって体を自然で正常な状態に整え、内側から元気になってくると、悩みでいっぱいの頭の中や、モヤモヤした心の中もスッキリしてきます。そして悩んでいた症状の改善につながっていくのです。

そのためには、何より問診が欠かせません。

特に心の状態と日々の食事は体に大きな影響を及ぼしており、それが「心身一如」と「医食同源」の考え方になります。

そして、問診や鍼灸施術を通して、お一人お一人が自分自身と向き合う時間を持ち、気づきを得て、日々の生活に活かしていく、ということが一番大事なところです。

「気づきを得る」なんていうとカッコいいけれど、現在の生活習慣だけでなく、過去の辛い体験や、ドロドロした感情の掘り起こし、ということになるかもしれません。見たくないものを見る、というのは、人によってはかなり憂うつでしんどい作業になるでしょう。

そんな面倒くさいことはしたくない、という方には当サロンの鍼灸もＮＥＳもおすすめしません。

まずは、人生における夢、目標、ビジョンを持つことが大切です。（すでに持っている方は再確認してみて下さい。）そしてカーナビのように目的地（夢、目標、ビジョン）を設定した上で、最短かつより良いルートを選ぶこと。　

そんな大それた夢なんてない、という人もいるかもしれません。

そういう方は、小さな目標でも良いし、夢や目標を持って自分らしく生きたい！ということを目標（目的地）にしても良いと思います。

例えば旅行に行きたい！という願望があったとします。それは、ただ思っているだけではなく、行き先を決め、一緒に行く人を決め、日程を決め、宿泊先を決め、予算を決め、交通手段を決め…というように、具体的に決めていかないと実現しません。

一つ注意して頂きたいのは、「病気を治すこと」「症状をなくすこと」を目標にしてしまうと、たとえ良くなったとしてもまた別の症状が出てくる可能性が高い、ということです。

あなたの夢や目標はその症状や悩みがあると実現できないものなのか？

そこを考えてみて下さい。

症状も悩みもあって当たり前、生きている証なのです。

その上で、自分のやりたいことをやり、なりたい自分を目指す。そういう意識を持てる方は、症状やお悩みも良い方向に向かっていけると思います。

そのお手伝いをするのが私たちの鍼灸でありＮＥＳなのです。

忙しい毎日の中で、その時だけ癒されればいい、という目的でサロンを利用する方もいるかもしれません。

けれども、せっかく貴重な時間とお金を使うのなら、サロンに行くことによって、気づきを得て、新しい自分に進化する、ステップアップしてより良い人生を送ることができるとしたら、とってもお得でステキなことではないでしょうか。

もちろん、当サロンの鍼灸では癒されない、ということではありません。お灸も鍼もとても心地良く眠ってしまう方もいらっしゃいます。

そして、鍼灸とＮＥＳのどちらも受けられるサロンというのは日本全国探してもなかなかありません。同時進行で受けて頂くことで、相乗効果が生まれ、よりスムーズにあなたの望む人生に近づけるのではないかと思います。（もちろん鍼灸だけ、ＮＥＳだけでもＯＫです。）

日々忙しい皆様にとって、「自分自身と向き合う時間」を持つことはなかなか難しいかもしれません。けれども、忙しいからこそ時には立ち止まってみることが必要です。そのためにぜひ当サロンを活用して頂けたらと思います。

長くなってしまいましたので、具体的な鍼灸の施術内容等については、また別の記事に書いていきたいと思います。