鍼灸×オールワン
当院の鍼灸治療は以下の記事にも書いてあるように、問診や運動検査をしっかりと行った後にお灸がメインの治療を行っています。
そして、より詳しく皆さまのお身体の状態を把握し、症状改善や健康維持に繋げていくため、ついに「オールワン275」という経絡測定器を導入致しました!
実はこの「オールワン275」3年ほど前から自分自身の体調管理として使用していたのですが、施術者のみが行う脈診や腹診と異なり、お身体の状態を簡単に測定&その場でビジュアル化して確認できるため、施術者と患者様双方が情報を共有できる!という優れもの。これを当院の鍼灸治療に取り入れたら、より効果的な施術・アドバイスができるのではないか、と思い導入に至りました。
※2022年3月現在、オールワンの測定料金は頂いておりません。あくまでも鍼灸治療の一環として行っています。
ここからは鍼灸治療の一環としてオールワンをどのように活用していくのかをご説明していきます。
まず、オールワン測定は、鍼灸を2回目以降に受けていただく方限定となっています。
初診ではCMI健康調査票と問診票をご記入頂き、詳しくお話をお伺いするため、そこでさらにオールワンを導入してしまうと、時間もかかり情報量が多すぎて整理しきれなくなってしまうからです。
情報はたくさん受け取れば良いというわけではありません。
少ない情報であってもしっかりと腑に落とすことで、症状の改善は早まっていきます。
では、どのような項目を見ていくのか簡単にご紹介していきます。
①左右脳バランス、栄養吸収・老廃物代謝バランス
1.上の横棒グラフ:「左脳優位か、右脳優位か」
2.左の縦グラフ:「栄養吸収状態」
3.右の縦グラフ:「老廃物排出状態」
※あくまでも、鍼灸×オールワンにおいての、1つの視点における解釈です。陰陽五行論と精神状態を含めて解釈をすると、より多角的な視点で解析することができ、得るものも多くなります。
②24本の経絡のエネルギーバランス
24本の経絡は五臓六腑に繋がっており、皆さまの内臓の状態がわかります。
東洋医学では理想のエネルギー状態を「中庸」(ちゅうよう)と言います。中央の線から左右に2マス進んだところに太い線があります。その間にあれば中庸ということになります。
細かい説明は省きますが、中庸に収まることが鍼灸治療の目的の1つになります。
➂東洋医学的な症状の原因予測
※現在は見ていません。
数字が高ければ高いほど注意が必要だということです。
そしてこの症状の原因予測を知ることで、鍼灸治療の効果が大幅に変わってきます。
お灸と鍼。お灸の中でもどんなお灸をするのか、モグサの種類は?
鍼も同様にどのような鍼を使うのか、どのような刺し方をするのか。
鍼灸治療の指針になります。
オールワンによってお身体の状態を把握し、鍼灸によって全身の気の流れと症状緩和を目指し、さらにお1人お1人に合ったセルフケアへと繋げていく。
この流れを作り、行動に移していくことで、症状も改善しやすくなります。
当院の「鍼灸×オールワン」にご興味を持たれましたら、是非ともご連絡くださいね。
☆症状や病気の原因が肉体にない場合は、当院の「オールワンカウンセリング」をおすすめします。
病は気から。とあるように、心や意識が病気を作るというのは真理を突いていると思います。
鍼灸×オールワンでのオールワン測定では肉体の測定と解析のみとなりますが、オールワン カウンセリングでは、より深く、根本原因まで探っていくことができます。
私たちが必要だと判断した場合は、こちらからご提案する場合もございます。ですが、もちろん無理強いはしませんので、皆さまのご意思を尊重致します。
特に大きな病気や症状はないけど、自分のことをもっと深く知りたいという方にもオールワンカウンセリングはおすすめです。
ぜひとも活用していただいて、皆さまのイキイキワクワクな人生に活かしていただけたらと思います(^^)
0コメント